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経営戦略

「3つの歯車」戦略とは

バローホールディングスは、製造から流通・販売までを一貫して担う「製造小売業」としてのビジネスモデル構築を目指しています。当社は、「事業規模の拡大」、「製造小売業への進化」、そして「現場力の強化」を3つの歯車と位置づけ、これらをバランスよく組み合わせ、そのスピードを加速することによって企業価値の向上を図ろうとしています。

当社が事業規模の拡大を追求するのは、製造小売業として質的な転換を図るためには一定水準の規模が必要だと考えるためです。また、製造小売業へ進化するためには、商品力の向上とともに、現場で質の高い接客サービスを行うなど、商品を販売する力を養うことも不可欠な要素と考えており、現場力の強化を歯車の一つとして掲げています。

(1) 事業規模の拡大

当社はこれまで中核事業としてきたスーパーマーケットに加え、ドラッグストア、ホームセンターの出店を加速し、当社の安定成長を担う主要事業へと成長させます。また、持株会社体制への移行により、長期的かつ全体最適を鑑みた経営資源の配分を図ります。

スーパーマーケットにつきましては、地域を絞って集中的に出店するドミナント戦略を推進しております。出店の加速や展開エリアの拡大に対応すべく、物流センターや精肉や青果の加工を行うプロセスセンター等のインフラを整備しています。ドラッグストアもスーパーマーケット同様に、ドミナント出店を加速しています。「Vドラッグ」ブランドの浸透を図るため、調剤事業において地域の医療サポート機能を拡充するほか、食品・酒などの品揃え強化による利便性の向上を図っています。

ホームセンターは「総合資材型ホームセンター」を目指し、3,000坪(約1万㎡)の大型店を出店しております。また、特定カテゴリーについては店舗敷地内で「タイヤ市場」などを展開し、お客様の暮らしに関するあらゆるニーズに応えることを目指しています。

(2) 製造小売業への進化

当社は良質かつ値頃感のあるプライベート・ブランド(PB)商品の開発を進めています。従来からの「Vセレクト」「Vクオリティ」に、2014年6月より製法・素材を厳選した「Vプレミアム」が加わり、品質により重点を置いた商品開発に取り組んでおります。PB 商品の統括子会社株式会社Vソリューションを通じて、グループ企業への効率的な商品供給を推進するとともに、他企業への販売も行い、コス トダウンを図っています。

当社が製造小売業として目指すビジネスモデルの先行事例として、スーパーマーケットの畜産部門における仕入から販売までの取り組みが挙げられます。グループの食肉卸売業、中部ミート株式会社が枝肉の買付けを行い、プロセスセンターが原料として仕入れることで、流通段階の利益を確保しています。また、各店舗で行われていた加工作業をプロセスセンターに移管・集約することで、標準化された技術と衛生レベルで 商品製造が行われます。さらに、同センターに併設された営業支援センターでは、精度の高い販売計画を立案し、生産計画と同期化することで 生産工程上のロスを削減する機能を担っています。店舗においては、同部門の人員を削減するとともに、加工設備が不要となるなど、損益分岐点を低減しています。

(3) 現場力の強化

インフラ整備による作業負担の軽減や業務効率の改善により、従業員が質の高い接客サービスや売場づくりに多くの時間を充てるなど、営業力の強化に努めています。

スーパーマーケットではプロセスセンターの整備に伴い、他部門に人員を投入するとともに、知識・技術研修を拡充し、付加価値ある商品づくりや魅力ある売場づくりに努めています。専門的な知識が必要なドラッグストアやホームセンターにおいても、知識・実技習得を目的とした研修制度を充実させ、接客による販売力の強化を目指しています。