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経営戦略

バローグループのビジネスモデル

バローグループは、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、スポーツクラブなど、地域の多様なニーズに応じた事業を展開しております。また、調達・製造から流通・販売までを一貫して担う「製造小売業」としてのビジネスモデル構築を志向し、製造・加工拠点、物流センター等のインフラを整備し、自ら中間流通機能を担いながら、流通経路の効率化や商品力の向上に努めています。当社グループでは、複数の業態を組み合わせた商業施設を開発するほか、グループ全体で中間流通機能の活用を進めるなど、経営資源を組み合わせてシナジーを創出しながら、企業価値の向上に取り組んでおります。

(1) 多様な業態の展開

 バローグループでは、地域の多様なニーズに応えるため、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、スポーツクラブなどを展開しております。スーパーマーケットでは、地域を絞って集中的に店舗網を構築する「ドミナント戦略」を採用し、地域シェアの向上を目指すとともに、物流、製造・加工拠点等のインフラの効率的活用を進めています。また、スーパーマーケットでは、新規出店を中心としながらM&Aを併用し、株式会社タチヤ、株式会社食鮮館タイヨー、株式会社公正屋、株式会社フタバヤなどの子会社化を通じ、生鮮の調達・販売ノウハウを共有するなど、競争力の向上に取り組んでいます。
 「V・drug」ブランドで展開するドラッグストアは、調剤専門薬局及び調剤薬局併設店舗を徐々に拡大し、地域の医療サポート機能を果たすほか、食品の品揃えを拡充して、利便性の向上を図っています。ホームセンターは、大型店を中心に建築資材、工具・金物、農業資材等の専門商材を揃えるとともに、自動車タイヤの交換・保管サービスを提供する「タイヤ市場」などを展開し、お客様の暮らしに係るニーズに応えることを目指しています。なお、アレンザホールディングス株式会社の連結子会社化に伴い、主な展開ブランドは「ホームセンターバロー」、「ダイユーエイト」、「タイム」となります。スポーツクラブはこれまで、スイミングプールやテニスコートを併設した総合スポーツクラブを中心に展開しておりましたが、2013年9月より低投資かつ月会費を抑えたフィットネスジム「スポーツクラブアクトスWill_G」の展開を開始し、現在はフランチャイズ運営を併せて出店を加速しています。

(2) 製造小売業への進化

 バローグループでは良質かつ値頃感のあるプライベート・ブランド(PB)商品の開発を進めています。従来からの「Vセレクト」「Vクオリティ」に、製法・素材を厳選した「Vプレミアム」が2014年6月に加わり、品質により重点を置いた商品開発に取り組んでおります。PB商品は、株式会社Vソリューションを通じてグループ内外の企業へ供給され、販売数量の拡大を基に原価低減や質的向上を図っています。
 なお、当社グループが志向する「製造小売業」としてのビジネスモデルの先行事例として、スーパーマーケットの畜産部門における調達から販売までの取り組みが挙げられます。グループの食肉卸売業、中部ミート株式会社が枝肉の買付けを行い、プロセスセンターが原料として仕入れることで、外部に流出していた流通段階の利益を確保しています。次に、各店舗で行われていた加工作業をプロセスセンターに移管・集約し、安定した技術と衛生レベルで商品製造を行っています。同センターに併設する営業支援センターは、精度の高い販売計画を立案し、生産計画と同期化しながら、生産工程上のロスを削減する機能を担っています。また、店舗では畜産以外の部門に人員を補充するとともに、加工設備・スペースが不要となるなど、 人員配置の適正化や損益分岐点の低減を図っています。